■お兄は建築士って何者?構造設計とは?
私は、38歳の建築構造設計者(構造エンジニア)です。
構造設計とは、建築の骨組み(柱や梁など)を構成し、建築に載る人や物の重量や、台風・地震などの外乱に対して建物の安全性を確保する仕事です。
性別は男。
妹がひとりいます。よって『お兄』なのです。
⋯というのは後付けで。
『お兄は建築士』という名前の由来は、某耐震偽装(構造計算所偽造問題)で有名になってしまった建築士の名前のもじりです。
しかし、私はそれを決して揶揄しているつもりはなく、いち構造設計者として、この事件を教訓に職務をまっとうに遂行しなければならないという意味を込めています。
プロフィールの『反面教師』という言葉もその理由からきています。
TwitterメインでSNS活動しております。(@momotaros1983)
■どこで働いてるの?
職場は、とある組織系設計事務所の構造設計部門です。
組織設計事務所は、建物の外観やプランを考える『意匠設計部門』、空調や衛生機器、照明などのルートや配置を考える『設備設計部門』、そして『構造設計部門』を有し、ひとつの事務所内で建築設計一式を遂行できる組織的な設計事務所です。
他にも建築工事費を算定する『コスト部門』や設計図通りに建物が建てられているかを確認する『工事監理部門』などがあります。
私はすでに勤続14年目になり、ある程度の構造設計の知識と経験が積み重なってきたので、可能な限りnoteやTwitterでその内容を紹介出来たらと考えています。
組織設計事務所における構造設計者の役割や働き方については、これから紹介していきます。
所持している資格は『一級建築士』。
および一級建築士を取得後5年の実務経験を経て取得できる『構造設計一級建築士』。
そして、構造設計一級建築士のなかでも、一般社団法人日本建築構造技術者協会が認定する『JSCA建築構造士』でもあります。
メインで扱う構造計算プログラムはユニオンシステムさんの『SS7』などのSuperBuildシリーズやMIDAS ITさんの『Midas』シリーズです。
若い世代に負けないようGrasshopperなんかも使ってモデリングできるようにならないと⋯と焦っています。
組織設計事務所での構造設計は、用途問わず色んな建物の設計に携われるのがメリットのひとつです。
私はこれまで、住宅、事務所、学校、大学、図書館員、病院、駅舎、空港、アリーナ、練習場、美術館、研修施設、消防庁舎、工場、研究施設など⋯幅広く業務をこなしてきました。
■私生活は?
2年前に結婚しました。
それまでは結構苦労していて、10年前には精神的な病を抱えていました。
仕事も何度も辞めようと考えました。
そんな中でも資格を取得し、仕事をこなせてこれたのも、家族をはじめとする周囲の人たちのおかげだと思っています。
現在は寛解して、通院もしていませんし、薬も飲んでいません。
その辺りの苦労話も記録していけたらと考えています。
身体の方も弱くて、痛風持ちです。
足を引きずりながら歩くこともしばしば。
それはこれまでの不摂生な生活ゆえの結果なので、現在は妻とジム通いして健康的な身体を取り戻すべく努力しています。
好きな食べ物は海藻サラダ。
最近の趣味は美味しい豆腐探しです。
■他には?
意外と活動的で、LINEクリエイターズスタンプで『直感で伝わる建築構造設計スタンプ』シリーズを作成しています。
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